メンバーさんが仰った「音楽を届ける」という言葉が心に沁みた夏でした。
8月某日、兼ねてより闘病中であったメンバーさんがお亡くなりになりました。
当サークルは東京のサークルから枝分かれしたのですが、東京のサークルの生みの親であり、当サークルの創設メンバーで、重鎮として長きに渡り管理人始めメンバーを支えてくださり、美人で酒豪でスタイルもよくて、なのに男前でハンサムで。まったく偉大であり稀有な女性でした。私達が出会え、サークルとして音楽を今も楽しむことが出来るのは彼女のお陰と言っても過言ではありません。彼女と楽しく過ごした時間が走馬灯のように駆け巡ります。
心から感謝申し上げ、ご冥福をお祈りいたします。
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サークルとしても、個人としても、今回ほど辛い練習会は無かったのですが、故人の「ギリギリまでみんなと馬鹿話したり楽しく音楽したりする」との遺志を継ぎ、今回も楽しく過ごさせて頂きました。
参加者は11名...と、故人が好きだったじゃがりこもピアノ上に鎮座。
開封はしておりませんよ。
私が存じ上げる限り、彼女はギリギリまでこのじゃがりこを召し上がっていらしたはず。もしかしたらつまみ食いに来てくれたかな、なんて。
今回の練習会はコロナ問題もあって、半年ぶりの開催でした。なので思い出話も交えながら、この半年間何してた?なんて会話もあり、よって、曲のメモを殆ど取ることが出来なかった管理人でありますが、久しぶりにショパンのノクターン13番・ベートーヴェン悲愴2楽章を弾いてくださったメンバーさん、海の見える街・ショパンのノクターン2番・ラジオ体操を弾いてくださったメンバーさん、ベートーヴェン月光1楽章を弾いてくださったメンバーさんは音楽を届けようと、短期間で沢山練習してくださりました。少し間に合わなかったけれど、きっと届いたはずです。ありがとうございました。
ソーシャルディスタンスを守っている会の様子をちらっと。
この会場の広さに11名ですから、ソーシャルディスタンスに問題は有りませんでしたね。
連弾も、このように。
...未知との遭遇です。
後姿はこのように。
ライトにより神々しく。演奏も神々しいプリモさんですけどね。
当サークルの活動中止判断は比較的早かったと思っており、逆に活動再開は遅い方ではないかと思うのですが、これらを踏まえ、今後も行政の判断を注視しながら、各自で感染予防対策を取り、活動してまいりたいと思います。
勿論、夜の懇親会は無し。こちらも会発足以来、初めてのことではないでしょうか。こちらも少しずつ、新しい形にして行けたらと考えております。
次回は10/3(土)です。
皆様、残暑厳しく、コロナもありますので、お身体にはくれぐれもお気をつけてくださいませ。